40歳からの妊活|妊娠しやすいカラダへ
妊活で一番気になるのは「年齢」
妊活中の方が一番気になるのはご自分の「年齢」ではないでしょうか。
年齢を重ねるごとに妊娠率は低下し、40歳で妊娠出来る確率は15.1%、45歳では3.2%にまで下降します。また、流産率は40歳で32.1%、45歳では60.6%にまで上昇します。
したがって、40歳を超えると妊娠する確率が低いうえに、仮に無事妊娠したとしても出産を迎えられる確率というとそこからさらに低くなってしまいます。
今できることとは?
ここまで統計上のお話をしましたが、実際のところは20歳代と若くてもなかなか妊娠しない人がいるように、40歳代でもすぐに妊娠した人がいるように、差がかなり大きいと言われています。今できることに取り組み「人事を尽くして天命を待つ」ような気持ちで進めていきましょう!
現在の夫婦の状況を知ろう
- 夫婦の妊活への方向性は合っているか
- 夫婦どちらもが検査をしているか
- 生理周期は整っているか
- 排卵日は合っているか
- タイミングは複数回取れているか
これらは一見当たり前のように感じますが、私が相談を受ける中で相談者様からお話をお聞きすると「なんとなく」「いや、忙しくて」「夫はまだ検査をしていない」「不妊治療をしているから夫とは性交渉していない」という声が聞かれます。「妊娠するために」だけが先に行ってしまい、「自分のこと」「夫婦」のことが蔑ろになっていませんか?
AMHとFSHの値を確認する
AMHは、アンチミューラリアンホルモン(抗ミュラー管ホルモン)の略で、発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンのことです。この値は、卵巣内にどれぐらい卵の数が残っているか、つまり卵巣の予備能がどれほどかを反映すると考えられています。
FSHは、脳の下垂体から分泌されて卵巣を刺激し、卵胞を育てるホルモン(卵胞刺激ホルモン)です。女性では卵胞の発育、エストロゲンの分泌を促進します。FSHは排卵障害の鑑別のために用いられることが一般的ですが、加齢とともにFSH基礎値が上昇することがわかっており、卵巣機能の状態を知る手がかりになります。
卵子の老化を防ぐ
妊娠の最大の敵は「卵子の老化」になります。ですから、いかにしてこの卵子の老化を防いでいくかが40歳代の妊活には重要になります。
- 食生活を整える
- 適度な運動を行う
- 温活をする
- 水分をとる
- ストレスを溜めない
卵子の老化を防ぐためには「代謝力」を上げる必要があります!
「食べる量は昔と変わっていないのに太りやすくなった」「最近便秘がちでスッキリしない」「身体が冷えやすい」「疲れが抜けない」などのお悩みがある方は、身体の代謝力が落ちている可能性があります。
【卵子の老化を防ぐにはミトコンドリアが鍵】
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過去は変えられないが未来は変えられる
今まで妊活されてきた中でやれていたこと、やれていなかったことがあったかと思います。運動や食生活、生活習慣というとつい面倒に感じてしまいますが、過去の積み重ねが今の現状を作っています。過去と同じことを続けるよりもここから新しいことを始めていきましょう!
今日から始めたちょっとしたことが未来に大きな変化を生むかも知れませんよ!!
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