妊活するなら「冷え」対策から始めよう
「冷えは万病のもと」と昔から言われていますが、「妊活」にも密接に関わっています。
体が冷え血行が滞ると、子宮や卵巣に栄養が届きにくい状態になります。
人の体は血液が全身にめぐることで酸素や栄養素、ホルモン、老廃物を運んでいますが、それが阻害されると生理周期の乱れや生理痛、生理不順を引き起こしたり、免疫力の低下が起こる可能性があります。また、血行が悪くなると体温が下がり、代謝も悪くなってしまいます。代謝が悪いと「痩せにくい」「便秘」「肌荒れ」など女性にとって大切な健康や美容への影響も出てくる場合があります。
女性の69.8%が冷えを感じている!?
2021年に株式会社ツムラが調査した内容によると、
女性全体の69.8%の方が「冷え」を感じていると回答しています。
https://www.tsumura.co.jp/newsroom/item/20220118.pdf
女性は男性に比べて筋肉量が少なく、脂肪が多い特徴があります。
また、女性は生理周期に伴いホルモンバランスが乱れやすい傾向があります。
体温を調節する自律神経が影響を受けることで血液の循環が悪くなりやすいとされています。
冷えが妊活に与える影響
卵巣の血流が悪くなると卵胞の発育、成熟に影響が出る場合があります。また、卵巣の機能が低下すると性ホルモンのバランスが崩れてしまいますので、排卵日や生理周期がズレたりとタイミングを取りづらくなることもあります。さらに未熟な状態の卵胞では、排卵障害が生じたり、仮に排卵したとしても受精や着床がうまくいかない可能性があります。
冷え対策には「温活」が大事
自分でできる妊活のひとつに「温活」があります。
温活とは、体を温めて基礎体温を上げ、体調不良などの改善を促すことです。
では、実際に温活の方法を3つご紹介します!
1.シャワーだけでなく、湯船にも浸かる
仕事や家事、子育て等でゆっくり湯船に浸かることが少ない現代人ですが、シャワーだけでは表面しか温まらず、体が冷えやすいとされています。オススメは40℃のお湯に10〜20分ゆっくり浸かることです!42℃以上では交感神経が優位に働いてしまうため、夜お風呂に浸かる際は避けることをお勧めします。また、中にはスマホを持ち込む方がいらっしゃるかもしれませんが、リラックスできないためあまりオススメはできません…。
2.数日に1回は運動する機会を持つ
日常生活の中に軽い運動を取り入れていきましょう。毎日は大変ですので、2〜3日に1回程度であれば無理なく続けられると思います。運動というと「ジョギング30分」や「プールで泳ぐ」「ジムに行く」を想像しがちですが、負荷の強い運動は長続きしないことが多いため、家の中でできるスクワットやストレッチなどがオススメです。筋肉量の7割は下半身に集中しているため、下半身を鍛える運動を行うと効率的に温活することができます。1人でやると3日坊主で終わってしまう方は、Youtubeなどによくある10分筋トレ動画などを動画を見ながら一緒に行うと継続しやすいかもしれませんよ!
3.体を温めてくれる食材を摂る
体を温めてくれる食べ物
- 根菜類(じゃがいも、にんじん、ごぼう)
- かぼちゃ
- 鮭
- 納豆
- しょうが など
体を温めてくれる飲み物
- 白湯(さゆ)
- ルイボスティー
- 甘酒
- 生姜湯
- たんぽぽ茶 など
オススメ温活グッズ
腹巻
腹巻というとご高齢の方が身につけるもののイメージがあるかもしれませんが、最近はさまざまなデザインの腹巻が登場しています。薄くても保温性の高いものも多く、着膨れせずに着用できます。
テレビで紹介されているものや芸能人が愛用しているものもあります。
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レッグウォーマー
ふくらはぎは「第二の心臓」と言われる大切な筋肉です。ふくらはぎや足首が冷えると下半身に溜まった老廃物や古い血液を心臓に戻す力が弱くなってしまいます。また、足先の冷えはむくみとも関係していますのでレッグウォーマーで温めることは女性にとって非常に大切です。
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ルイボスティー
ルイボスティーにはノンカフェインですので、妊活中の方も妊娠中の方も安心して飲むことができます。アフリカの人々は「不老長寿のお茶」と呼んで重宝してきました。ミネラルも多く含んでおり、オススメです!ですが飲み過ぎにだけはご注意ください。
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