【妊活】に大豆は良い?悪い?

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妊活に大豆は良い?悪い?

大豆は日本人にとって古くから親しまれてきた食材のひとつです。栄養価が優れている点が高く評価され、日本だけでなく世界中で研究されています。また、大豆は納豆や豆腐、豆乳などさまざまな形に加工され日々の食生活に利用されています。

大豆に含まれる栄養素

大豆は「畑の肉」と言われるほど、良質なタンパク質を含んでいます。タンパク質は、私たちの臓器や髪、皮膚、筋肉、血液などを構成するうえで欠かせない成分です。乾燥した国産大豆は100g中に33.8gのタンパク質を含み、肉に匹敵するほどです。
他にも、脂質、糖質、ビタミンB1、ビタミンE、葉酸、カリウム、マグネシウム、カルシウム、リン、鉄、亜鉛など、栄養素の種類が豊富です。体内での合成が難しい必須アミノ酸をバランスよく含んでおり、まさに世界に誇れる食材です!

妊活と大豆の関係

大豆に含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモンの1つであるエストロゲン(卵胞ホルモン)と似たような働きをして、妊娠しやすい体作りをサポートしてくれると言われています。更年期障害にも効果的であるとの報告もあります。また、大豆を摂取することで妊活に良いとされるビタミンE、ミネラル、葉酸なども一緒に摂ることができるためオススメです。

ですが、気をつけるべき点は「摂取量」にあります。

妊活するうえで気をつけたい大豆の摂取量

大豆イソフラボンを過剰に摂取すると、「エストロゲンの量が多い」と体が勘違いしてしまい、ホルモンのバランスが崩れる恐れがあります。それに伴い、体調や月経、妊活にも悪影響を及ぼす恐れがあることから十分に注意が必要です。海外(イタリア)では、閉経後の女性を対象にした研究で、長期間の大量の大豆イソフラボン摂取により子宮内膜増殖症の発症が優位に高くなったとの報告もあります。

厚生労働省では、大豆イソフラボン1日上限摂取目安量を70~75mg/日、通常食事に上乗せする上限は30mg/日としています。

大豆加工製品大豆イソフラボン含有量
納豆(1パック45g)約36mg
豆乳(1本200ml)約42mg
豆腐(木綿1/2丁 150g)約42mg
味噌汁(1杯 味噌20g)約6mg
油揚げ(1枚 30g)約12mg
「市販大豆食品のイソフラボン含量について」より引用

何事も適量が一番

大豆のようにたくさんの栄養素を含む食材であっても、大量に摂取することで体に悪影響を及ぼすこともあります。どれか一つの食材をたくさん食べるのではなく、日々バランス良い食生活を心がけていきましょう!不足しがちな栄養素に関してはサプリメント等を活用しましょう!

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